2017/03/29 (Wed)

ディスレクシア中学1年生の日本語&英語の取組み

息子がディスレクシア(失読症)と解り、
中学生活を無事にスタートする事が出来るか?
とても大きな心配だった。

小学校時代は「息子のペースで学校生活を送る事」で、
最後の6年生は学校を休まず皆勤で締めくくった。
これは息子の揺るぎない自信になった。

中学校は「文字の集中疲れで学校を早退と欠席しない事」、
「学習障害を持ちながら成績評定をもらう事」、
「中学校には理解と支援、級友からは理解を得る事」
が重要だった。

物凄く集中し消耗するとリラックス時に
「チック」が出る事に変化はないが、
「激しい頭痛やふらつきや体が動かなくなる事」
は殆ど落ち着いている。

無事に中学1年生を終える事が出来た。

★家庭での取り組み★(日本語)

(中学校)

小学校から申し送りをしてもらっていたので、
入学後に学校側とすぐ面談をしてもらう。

言語科で言語聴覚士さんから小2~継続し、
文字の書字識字訓練を受けている事、
その内容や知能検査から判断する苦手箇所の偏り。
小学校でどのような学習支援を受けたか。

細かく伝えました。

・定期テストの問題にルビを付けてもらう
・定期テストの文字フォントをゴシック体にしてもらう
・授業を集中しすぎて疲れてボーっとする事があるが、
 さぼっている訳ではないので誤解しないで欲しい

など要望を伝えた。

息子が持つ特性に対し、
中学校側は理解と支援をしてくれたけれど、
個人面談の際、
「息子は良く出来る子。真面目に授業も受けています。
 一見して不思議なところもありませんので、 
 話を聞いて本当なのか・・・と思ってしまう」
と話をされてきました。

1年生最後の面談で先生が、

「市の学習調査のマル付けをした時、仰る意味が漸く解りました。
 高校入試が心配だと言うご両親の気持ちも。
 この1年で息子さんの為人も。そして、どういう事が出来て、
 どんな事が苦手なのかも、それに対してこちらが何が出来るのか。
 各教科担任も校長も学校で出来る働きかけをバックアップします」

もうすぐ中学2年生。
高校入試の内申点が含まれる学年です。

ちなみに、市の学習状況調査の問題は
「ルビつき」で対応して頂いていました。
「時間内に問題が最後まで読めて良かった」

が息子の感想。

(学習塾)

短時間でポイントを抑え、反復する学習。
また高校入試の必要な情報分析が親は難しいので、
それを求め学習塾に通っている。

娘の高校受験を経験し、
娘と同じ時期に息子が入塾した場合、
塾の講義についていけないだろうと懸念した。

言語科の言語聴覚士さんとも相談し、
本当は中学校入学と当時で・・・と思っていたが、
塾では小6の冬期講習から中1がスタートしたので、
このタイミングで入塾。

入塾にあたり、塾長には学習障害がある事を説明。
どんな事に困るのか、文字からの内容理解は難しいが、
口頭で説明すれば理解は出来る事を伝えた。
「集団クラスについてこれるか、難しい場合は個別へ切り替える」
そう話はされていたが、集団クラスに在籍中。

小6年の冬休みは塾の宿題に半日かける、
解らないところを一緒に考え、答えを導き、
マル付けをする・・・・付きっ切り生活が続いた。
その頻度は減り小学校を卒業する頃には、
毎回の宿題や小テストなど自分で取り組めるように。

塾での年度末面談で塾長から質問。

「講義での口述は良く出来るのに、
 紙ベースで同じ事を問われると問題が解けないのは何故だろう」

息子が持つ困難さと特性を顕著に表している。

入塾の際に説明した事をもう一度伝え、
親が考える息子にとっての優先順位を伝え、
それについて理解と必要な補填をしてもらう。

塾での模試は学校で受けられるサポートが当然ない。
「実践重視型、入試を意識し何度も繰り返し免疫をつける」、
そんな位置づけ。

★家庭での取組み★(英語)

DWE卒業後も見ると聞く生活は変わらず、
と言うより当たり前になっている。
英語を使う場が殆どないので毎週のTEも継続中。

聞く、話すは問題ない。

英語の読み書き文法はDWEで身につけた事を、
中学校や塾で反復している。

英語についてもディスレクシアの特性は同じ事が言える。

・読み進めるのに時間がかかる
・文字から読むと内容が頭の中に入りにくい

この春高校生になる空手の道場生に言われた事。

「英語が解る、話せるっていいよ。
 中学3年間で覚える英語の量は物凄く膨大で、
 どことどこを覚えればいい・・・と言うのがないんだ。
 だから英語が解る事は有利だし羨ましい」

この言葉に上段蹴りをキメられ感じ。

文字を介しての読み書きに問題があること、
それに関しての弊害はどの教科も大きいけれど、
英語に限って言えば、

「解っていることが多いから、
 覚えなければいけない事が少なくて済む」

息子にとっては幸運。

・・・書き出してみて、あっと言う間の1年。

学校でも塾でも友達関係が広がり、
親が知る子供の一面と親が知らない子供の一面。
人づてで窺い知る子供の様子に「へぇ~」と感心する。
子供の世界が広がり大きくなっている。

そして何よりなのは息子が、
「中学校楽しい」と言い登校出来ていること。

それが一番の収穫。



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コメント

息子くんが学校の理解と支援を得られて無事に中1を終えられたこと、私もとても嬉しいです。
言語科での訓練や今までの英語の取組みが役に立っていることも嬉しいです。

息子くんの中に溜まってきた自信が育って、高校受験も乗り越えられますように。

2017/03/30 (Thu) 00:15 | ナツコ #X.Av9vec | URL | 編集

Re: ★ナツコさんへ

ナツコさん、いつもありがとうございます(^^)

目に見えない症状をどう伝え学校や周囲の理解と支援を得るか・・・
とても難しい事だと感じた1年でもありました。

「お友達は出来るのに自分は難しいし恥ずかしい」

不便だと思っても恥ずかしいとは思ってもらいたくないので、
気持ちの持ち方や考え方のケアが欠かせません(^^;)

息子の中に自信を溜められるよう、
中2の生活も見守りサポート頑張ります!

2017/03/30 (Thu) 17:46 | マリー #- | URL | 編集

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