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2019/08/03 (Sat)

ディスレクシア高校1年生の学校生活&英語の取組み

ディスレクシア(失読症)の息子が中学生活を終え、
この春に無事高校へ入学しました。

中学生活は不安や心配のスタートでしたが、
終わってみれば息子の成長を感じることの多い実りあるものとなりました。
息子の成長を支えてくれたのは、中学校長の理解、学校としての支援、
かけがえのない級友たちと3年間共に歩んだ担任。

全てに感謝しています。

夏休みに神経内科で経過診察があり、
小学時代にお世話になった言語科言語聴覚士の先生にお会いしました。
中1夏に最後の書字識字訓練と終了後、産休育休に入られて、
実に3年ぶりの再会となりました。

息子が中学校でどんな支援を受け、授業中の疲労対処方、
交友関係を築き、高校受験を経て、高校生になるまでの話を報告。
先生涙ながらに話を聞いて下さいました。

「支援を受けるアクションを求めても受けられない現実がある」

メディアでディスレクシア(失読症)を取り上げる機会も少しずつ
本当に少しずつ増えてきてはいるものの、身近な教育機関の支援が追いつかない。

「目には見えないけどこの様に困っている、だからこうして欲しい」

叫び声を上げるしかありません。
支援の理解を得る為にカミングアウトすることへのストレス。
そうすることで今まで仲良しだった友達を失うかもしれない恐怖。
友達に隠したまま支援を受けるのは嫌だと伝えた勇気。

これ限りでなく、厳しいけれどこれからも限り続きます。

★定期テストや受験ついて★

(中学校時)

・定期テストの問題にルビを付けてもらう
・定期テストの文字フォントをゴシック体にしてもらう
・授業を集中しすぎて疲れてボーっとする事があるが、
 さぼっている訳ではないので誤解しないで欲しい
・定期テストは時間延長をしてもらう

息子が中学校に入ってから直ぐに校長先生が
高校入試時に時間延長が可能かどうか、時間がどのぐらい伸ばせるか、
特別な診断書などが必要かなどを調べて下さいました。

それに基づき、定期テストも同様に〇〇分まで延長可能とし、
別室で試験を受けるようになりました。
教科によってばらつきがあるので、そこも対応して頂きました。
(例 国語50分→70分、音楽30分→45分)

因みに公立高校の受験は5教科共に同じ時間の延長となり、
終了時間が17時を過ぎる計算です。

志望校を決める際、公立と私立を複数学校説明会見学に参加しました。
高校で〇〇をやりたい!と言うのがなかったので、
息子の印象が良かった学校を第一志望としました。

(高校では)

定期テストは中学校で受けていた支援を了承されました。
授業も難しくなることから自宅復習の際に、

・授業の動画、それが難しければ音声録音をしたい
・黒板に書かれた文字の写真撮り

の要望を加えました。
学校指定のタブレットがあるのでそれを使えたら・・・と思っての事です。

中学校では個人的なタブレット持ってきて、
黒板に書かれた文字を写真撮りしても良いですよと提案がありました。
が、高校では個々プライバシーと校内タブレット利用のルールに反する
とのことで許可は下りませんでした。

ノートが取り切れない時や内容確認は各教科の先生に聞く、
もしくはお友達から(信頼関係ありきで)写させてもらうか
コピーさせてもらうなどの提案がありました。

こちらの要望に対し、
出来る事は出来る、出来ない事は出来ないと、
曖昧にせずに答えてくれる学校の姿勢は信頼出来ます。

息子の特性を学校教職員で共有していることから、
図書室の先生より「リーディングルーペ」を紹介して頂きました。
暫くお借りして良いの言葉に甘え、実際に試した物の中で
息子が使いやすいものを購入しました。

最初の中間テストは何と校長室で受けました。
休み時間には校長先生と色んな話をしたよと息子。
期末テストからは別室で受けています。
(リーディングルーペを使用しテストを受けています)

中学校と高校と別室対応で時間延長して頂いてのテストですが、
別室を設け同時に監督の先生を割くなどの調整を思うと、
対応して頂いていることに感謝しかありません。

リーディングルーペ
↑リーディングルーペ

★ディスレクシアと英語について★

息子は国際交流が盛んな私立高校へ通っています。
今まで英語を使う環境は家でのTEと、
中学校のAET(息子の日本語英語を見破った先生)
大人との会話しかありませんでした。

学校生活を通じて、英語圏非英語圏に関わらず
同世代と英語でコミュニケーションが取れることに
息子本人が驚いています。

日本語と同じ様に聞く話すことに問題はありませんが、
読む、書くことは国語と同じ様に学びが必要です。
幸いなのは読み書き英語を国語に比べたら
少しだけゆっくり学べること。

早期幼児教育に英語は是か非かが取り上げられますが、
息子の特性を考えた時「早くから初めていて良かった」と
思えることがたくさんありました。
また、「どうやって人は母国語を習得するのか?」
も深く考えるようになりました。

楽しかった中学生活を過ごした息子。
仲良しの友達とも離れ離れ、同じ中学から2人だけの入学。
新たな環境で友達が出来なかったらどうしよう。
希望クラスは女子しかいないかも・・・と不安だらけの新生活。

想像よりはクラス男子もいたし、男子とか女子とか関係なく、
それぞれと楽しく学校生活を送れ、クラブ活動にも忙しく、

「高校も楽しくて良かった」

の声も聞こえて一安心の夏休みを迎えることが出来ています。


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